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高校留学体験談 / 下村 水晶さん

下村水晶さん

下村 水晶さん

参加したプログラム: 卒業留学

卒業した高校: Avondale College

留学期間: 2006/3/26 ~ 2007/12/2

留学当初の年齢: 16歳

日本の高校に進学するも、高校が自分に合っていないことに気づき、高校2年生の進学と同時にニュージーランドの高校に編入。高校卒業後、ニュージーランドのビクトリア大学進学に向けて、大学進学準備コースで勉強中。

 

 

ニュージーランドでの留学生活では、たくさんの経験をしました。
初めの3ヶ月程は、言葉の壁や生活スタイルの違いに戸惑い、家に居る間はどちらかというと自分の部屋に閉じこもりがちでした。親からも、電話で話を聞くのが一番きつい時期だったと言われます。

3ヶ月を過ぎた頃から、英語を聞き取れる回数が増え、先生やクラスメイトに英語力の伸びを褒められることも増えました。少しずつ自信を回復していた頃に、校内試験がありました。
日本で同様の内容を勉強していた数学はパス出来たものの、他の教科、特に経済学は英語力が重要だったので全く歯が立ちませんでした。

日本の学校では、テストの点数で判断されることが多いので1つもパス出来なかった事にひどく落ち込みました。でも、先生達の変わらない応援と協力、そして点数だけでは人を判断しない態度にとても励まされました。
それ以降は、私自身が点数に拘ることがなくなりました。そして、分からない内容は授業後すぐに聞きに行き、昼休みや放課後を使って特別に1対1で教えてもらいました。

2年目は、ニュージーランドでの高校最後の年でした。
私の学校はあまり大きくなかったので、教科担任が1年目と変わることも少なく、1年目と同じモチベーションで勉強できたと思います。
進路では色々と迷いましたが、進路指導の先生の助言や、実際に地元の大学を見学に行き、最終的にニュージーランドの大学に進学することに決めました。
進路指導の先生の他にも、ニュージーランド高校留学センターのスタッフの方をはじめ、留学担当の先生や教科担任の先生の助力にもとても助けられました。

ニュージーランドで大学進学することを決めてからは、ある程度のテスト結果を意識するようにしました。
Tutorialに積極的に参加するだけでなく、授業についていけてないと感じたら先生に個人的に指導を求めることも多くなりました。


ニュージーランドの高校の授業は、日本の教育システムとは随分と違っていました。
日本の高校では、『結果』を暗記する事が中心だったけれど、ニュージーランドでは『結果』に至る『過程』を考えて理解することが中心でした。

テストでも、授業内容を踏まえた上で自分の意見を述べるような問題が多く、曖昧な理解だけでは答えられないことにとても戸惑いました。
テストでパスするために、たくさんの練習問題や過去のテスト問題を解き、自分で答え合わせをした上で先生に解説を頼み、理解できなかった問題や曖昧な表現の問題は何度も何度も質問して1つ1つ解決していくように努力しました。
その結果、テストをパスする回数も増え、ニュージーランドの問題傾向にも慣れることができたと思います。

私の1年目のホストファミリーは、両親と娘3人の5人家族でした。Host parentsはしつけにとても厳しくて、衝突することも多々ありました。
初めは英語が殆ど理解できなかったので、家族の会話に参加も出来ず、物静かな人だと思われていたそうです。このホストファミリーは全員がキリスト教徒だったので、週2回の教会とユースグループへの参加を勧められました。

初めのうちはこの家族の生活スタイルの一環として参加していたのですが、勉強時間の関係やストレスから少しずつ回数を減らし、最終的には週1回教会に参加することで落ち着きました。同様に、就寝時間やインターネットの使用時間、電話の使用時間など少しずつ調整し、1年間かけてお互いに負担の少ない生活スタイルに変更していきました。

2年目はホストファミリーが変わり、普段はホストマザーとの2人暮らしの生活になりました。週末には娘2人と子供(ホストマザーの孫)が帰って来る事もよくありました 。
ニュージーランドでの生活に慣れたことや、1年目のホストファミリーに挨拶やお礼を言うことを厳しく躾けられたこともあり、特に大きな問題もなく生活できました。
家族の雰囲気は、1年目のような賑やかさはなくなったものの、2人でテレビについてや学校についてのんびり話す時間が増え、日常会話の向上にもつながったと思います。

ニュージーランドの高校生活は、楽しい事も辛い事もたくさん経験した2年間でした。でも、最終的には自分自身の大きな成長と自立に繋がったと思います。