ニュージーランドの教育

ニュージーランドは常にカリキュラムの見直しと改革を続け、教育制度の向上に努めています。
各生徒の個性や才能を尊重し、個人別指導を徹底する教育方針です。
いわゆる偏差値教育で行われている「相対評価方式」ではなく、個々の学習努力を評価する「絶対評価方式」が定着しています。

ニュージーランドの教育機関は、すべてニュージーランド教育資格審議会(NZQA)の認可を受けており、一定の水準が保持されるシステムになっています。
つまり、学校間のレベル格差がなく、一定して教育水準が高いのです。
この点が、学校間格差が大きいアメリカやイギリスへの留学にはないメリットです。

また、アメリカやイギリスは、所得の高い地域と低い地域では学校環境の格差が見られますが、ニュージーランドは、国民の平均的生活水準が高く、社会福祉や生活環境が整備されているという社会背景から、どの地域の学校を選んでも安心です。
そのため、留学生にとっては志望校が選びやすく、自分に適した教育を受けることができるわけです。

ニュージーランドの履修科目

  • 英語:ESOL、基礎英語、読解・作文、ニュージーランド文学、世界文学
  • 数学:基礎数学、関数、台数、三角関数、解析、微積分、会計学、IT
  • 語学:フランス語、スペイン語、日本語、ドイツ語、マオリ語
  • 社会:地理、歴史、経済学、観光、起業、ビジネス
  • 芸術:吹奏楽、ビデオ美術、演劇、絵画、彫刻、3Gデザイン、ミュージカル
  • 技術:調理、裁縫、木材加工、金属加工、自然、機織、機械
  • 体育:スポーツ各種、アウトドア

学校関係書類

ニュージーランド 高校留学 ナショナル・サティフィケートナショナル・サティフィケート<National Certificate>
NZQAから発行される高校3年生を終えたという証明書(Level3)。このナショナルサティフィケートには生徒さんの名前と修了した日にちが記載されている。

ニュージーランド 高校留学 スクールサティフィケートスクールサティフィケート<School Certificate>
ナショナルサティフィケートとは違い、学校から発行される卒業証書です。日本の卒業証書と同じ意味を持ちます。帰国子女入試の時も、このスクールサティフィケートを提出することになります。この卒業証書は、現地の高校に最低1年は在籍しないと発行されません。

ニュージーランド 高校留学 レコード・オブ・ラーニングレコード・オブ・ラーニング <Record of Learing>
NZQAが認める最終学歴証明書で、日本の成績表と同じ役割を持ちますが、日本の成績表よりもっと詳しく書かれています。このレコード・オブ・ラーニングは各科目の取得レベルとクレジットが記載されています。

大学入学資格(高校卒業資格)

ニュージーランドの教育制度では、大学入学資格(高校卒業資格)は少し複雑です。
まず、大学入学資格を取得するには以下の条件を満たす必要があります。

  • レベル3以上の教科を最低42単位取得が条件。
    そのうち規定科目(Approved List)の中から2科目以上でレベル3以上の科目を14単位取得し、尚かつ規定課目かNQFの中から、他分野の1~2科目でレベル3以上の14単位が必要。
  • 基礎数学のレベル1以上で14単位以上の取得
  • レベル2以上の英語を8単位必要で、そのうちリーディングとライティングで各4単位ずつ必要。

高校を終了したからといって、自動的に大学入学資格が取れるとはかぎらないのがニュージーランドの教育制度の難しいところです。
また、現地の学生と日本人学生では高校卒業資格の認識や基準が違ってきます。
下記を参考に、自分はどのスタイルで卒業するかをしっかり吟味し、進学に役立てていっていただければと思います。

現地の学生の場合

ニュージーランドは高校2年生(Year12)で、義務教育が修了します。
そして、大学や専門学校(短大含む)に進学したい者が、高校3年生(Year13)に進学します。
そして、Year13修了後、NCEAのLevel3を受験し、その成績によって進学できる大学が決まります。
日本人留学生も同じような道を歩むことができますが、かなり難関な道になります。
NCEAの詳しい説明はこのページの下部分に記載しています。

日本人の学生で日本の大学を目指す場合

ニュージーランドの高校を卒業後、日本の大学に進学予定の方は、NCEAは必要ありません。
一部の大学では、提出してもよいと定めていますが、ニュージーランドのNCEAは12月に行われるので、間に合いません。
基本的に必要なのは、スクールサティフィケートとレコード・オブ・ラーニングの2つとなります。
しかし、日本の帰国子女枠入試は卒業前にあるので、高校3年生の途中で卒業見込み書を学校からもらって、受験することになります。
ただし、ニュージーランドは高校2年生までが義務教育ですが、日本の大学は高校3年生を卒業することと定めている大学が多いので、高校3年生を卒業しておきましょう。

日本人の学生で海外の大学を目指す場合

ニュージーランドの高校を卒業後、海外の大学に進学予定の方の取るべき道は2つあります。
一つはニュージーランド人の学生と同じ道です。
だだし、高校を卒業することができても、NCEAをパスするのは、英語の面を考えてもかなり難関なハードルです。
しかし、安心してください。
私たち、日本人ならもうひとつの道が残されています。
それは、ファウンデーションコース(大学進学準備コース)です。
ニュージーランドの高校卒業後、目指す大学がある国のファウンデーションコースに1年通うだけで大学入学資格が得られるのです。
これは、ニュージーランドの高校を卒業した人たちの特権です。
海外の高校&大学を卒業した場合、就職先からかなり高い評価を得ることができるので、将来的にみると、海外の大学に進学するほうがオススメといえます。

NCEAについて

ニュージーランド政府の一つの機関、New Zealand Qualification Autholity(NZQA)(ニュージーランド資格審査評議会)が発行する資格レベルを評価する高校生の国内資格です。
Level 1~3に分かれ、通常Year 11(高校1年生)でLevel 1、Year 12(高校2年生)でLevel 2、Year 13(高校3年生)でLevel 3の内容の国内統一試験を年末(12月)に受けます。
基本的に受験は任意となりますが、学校によっては強制の場合もあります。
受験は有料で、留学生の場合は一律NZ$375(2007年現在)となっています。
NCEA試験結果 NCEAの統一試験結果は点数評価ではなく、単位制となります。
テストの結果で規定の単位数が取得できた場合に限り、そのレベルのナショナルサティフィケートが取得できるというシステムです。

NCEA Level 1 試験の結果、80単位以上の単位が取得出来れば、レベル1の資格が取得可能。単位は少なくとも、必須科目から8単位、一般科目から8単位を取得しなければいけません。

NCEA Level 2 レベル2の教科から60単位以上+その他のレベルの教科から20単位以上を取得しなければいけません。レベル1で取得した単位も認められます。

NCEA Level 3 レベル3の教科から60単位以上取得+レベル2以上の教科から20単位以上を取得しなければいけません。

  • ニュージーランド 高校留学 資料請求
  • ニュージーランド 高校留学 カウンセリング予約
  • ニュージーランド 高校留学 お問合せ
  • ニュージーランド 高校留学
  • ニュージーランド 高校留学
  • ニュージーランド高校留学 ExEleven公式ブログ
  • ニュージーランド 高校留学
  • ニュージーランド 高校留学